夫の写真展を観に来てくれた友人と、表参道でランチした。
定期的にランチしているので、ごく最近の近況報告などをしあう。
彼女のご主人はバンドを組んでいて、相変わらず仕事にバンドに忙しくしているという。うちの夫も、仕事に写真にサッカーに忙しくしている。ふたりとも、スケジュールとスケジュールのあいだに予定をどんどん詰め込むタイプだ。
「楽しみ上手なんだよねえ」
「それにしても、よくそんなに忙しくできるよねえ」
逆に彼女とわたしは、スケジュールとスケジュールのあいだをゆったりと空けておくタイプ。
「夏休みの宿題、7月中に終わらせちゃう派だった?」
「うん。彼らはもしかしたら8月31日にまとめてやる派かも知れないけど、それでも、ちゃんと終わらせられるタイプだよね」
「そうそう。終わらせる自信があるんだろうねえ」
そんな話を、のんびりとした。
「でも最近、特派員ブログの仕事、先送りにしちゃうことが増えたなあ」
そういえば、とわたし。「毎週、締め切りがあるようなものだからかな」
「締め切りに、慣れたのかもねえ」と彼女。
と言っても第一優先の経理の仕事はいまだ「7月中に終わらせちゃう派」なので、性格が変わったということでもないだろう。
スケジュールに余裕がないことに、慣れてしまったのだろうか。
ホーチミンで体調を崩したのも、突然のぎっくり腰も(突然じゃないぎっくり腰なんてないか)、わたしにしてはスケジュールの詰め込み過ぎだったのかも。マイペースを取り戻さなくちゃなあ、と友人のやわらかな笑顔を見ながら考えた。
表参道駅から徒歩1分の『カフェ・マディ』で。
わたしは、ツナとアボカドのパスタランチ。
友人は、キーマ風味のガレットランチ。やわらかいガレットだったそうです。
入口では、ガレットを焼く様子が見られました。クレープに近いかな。
こんばんは。
夏休みの宿題は一日で終わらせてもうずっと遊びほうけている子供でした。
夏の友という冊子があって、そこにはお天気を書くところがあって、それもみんな一日でやっつけてしまうので、それなりのテクニックがありました。(笑)
今は・・・・結構先延ばしする事多いです。
性格は変わっていませんが、年々ずぼら度が増している感じです。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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