だいぶ過ごしやすくなったが、ビールはまだまだ美味しい季節である。
特派員ブログで、富士山麓のクラフトビールを紹介した。得意の食レポ。飲みレポだ。
この飲みレポは、何が楽しいって、ビールの味わいはもちろんのこと、肴とのペアリングを考えるのがいちばん楽しい。もともと、食べるのが好きなのだ。
ワインは、白には魚、赤は肉という常識があるけれど、ビールにはそこまで常識化されたものはない。
すっきりピルスナーにはさっぱり系、まったり黒ビールには脂っこいものが合う、という合わせ方があったり、アメリカンIPAにはハンバーガー、ドイツピルスナーにはザワークラウトとか、お国料理を合わせるといったペアリングもある。
でも無論、さっぱりしたピルスナーにも、ポテトフライはばっちり合うし、鶏の唐揚げはどんなビールにも合う。とわたしは思う。
調べていて見つけたのは、色で選ぶというもの。
たとえば同じ唐揚げを添えるにしても、色の薄いピルスナーやヴァイツェンには塩唐揚げ、色の濃いラオホや黒ビールには醤油味の唐揚げ、といった感じで色を合わせるといいそうだ。
調べていくとよくわかるのは、食いしん坊の呑み助は、いかに美味しく飲めるか、食べられるかを、やむことなく日々工夫しているということ。
その好きなものをどこまでも追求する情熱は、じつに素晴らしい。
ピルスナーから、蒸し鶏と胡瓜の柚子ポンかけ。
ヴァイツェンには、帆立のカルパッチョレモン風味。
ラオホには、じゃこピーマンで。
黒ビールには、ゴーヤと豚肉のチャンプルー風。
☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、更新しました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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