クリスマスシーズン真っただなかのマドリード中心街へ出た。
久しぶりのセルカニアス(マドリード近郊線)に、忘れていることも多く戸惑う。
まず、60歳以上のゴールドカード「タルヘタ・ドラダ」を取得。これで、半額とまではいかないがけっこうな割引になる。
それからICカード「+renfe & tú(プラスレンフェ)」(€0.5/1週間有効)を窓口で購入。
クレジットカードと連携する方法もあるようだが、自分の住所にカードを送ってもらうという手続きが必要なので旅行者にはできない。毎週、窓口で購入しなければならない。
日本はSuicaでスイスイだが、やっぱり海外からの旅行者はSuicaやPASMOを買って乗っているのだろう。ロンドンのようにクレジットカードタッチで乗れるようにすれば便利なのに、と思ったりもするが、ロンドンの交通費は驚くほど高かった。
旅をすると、様々な違いに気づく。
街はクリスマス。道行く人も、楽し気だ。プエルタ・デル・ソルには、巨大なクリスマスツリーがどーんと置かれて、マヨール広場は広場の様相をなくし、広場じゅうに露店が建ち並んでいた。
簡単にランチを済ませ、王宮まで歩く。
歩けないほどの人出を予測していたが、それほどでもなかった。
王宮の外観は美しく、次はなかも観たいねと話しつつ、向かいのアルムデナ教会を観て、来た道を引き返した。
そこで、「トイレに行きたい」と、ふたり同意見になる。
日本と違って、駅にトイレがあるとは限らない。
「サン・ミゲル市場なら、あるだろう」
しかし、リニューアルされた市場に、トイレは見つからなかった。マヨール広場のインフォメーションで訊くと、ソルのデパート「イングレス」なら無料で使えるとのこと。ソルへ向かう。そこで、またしても見つからない。と思ったら、イングレスは2つあり、もうひとつの方でようやく用を足せたのだった。
まったく、マドリードまで行って何をしているのやら。
それもこれも、スペイン語がわからないことが大きく影響している。
トイレはどこですか?「dónde está el baño?」とは聞けるのに、「エスカレーターをのぼった上の階よ」なんて答えられると、もうお手上げだ。
そしてスペインのトイレマークは、シンプルすぎてわかりにくい。赤と青などではなく洒落たモノクロだ。これもまたお国柄ということだろうか。

クリスマスツリー、大きい!

近くで撮ると、入りきらない感じ。

プエルタ・デル・ソルの名物「熊とイチゴノキ」。マドリードの紋章です。

「カルロス3世騎馬像」。

のんびり歩いて「王宮」へ。

青い空に、凜とそびえていました。

王宮前の広場からは、遠くの山々まで見渡せます。

向かいにある「アルムデナ教会」へ、立ち寄りました。

パイプオルガンの生演奏が、響き渡っていました。

ステンドガラスが、美しかった。

トイレを探して、見つからなかった「サン・ミゲル市場」。

セルカニアスから見た、車窓の夕焼け。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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