体調を崩した翌日は、夕方まで自由時間だった。
午後になるとすっかり元気になったので、夫とふたり予約していたスパへと、グラブを呼んで出かけた。
『ホワイトロータススパ』というローカルのスパで、英語すら通じない。予約はしているのだから何とかなるだろうとたかをくくっていたのだが、行き違いがあったようで予約されていなかった。
こんなにも言葉が通じないと思ったのはベトナムに来て初めてのことで、結局夫がGoogle翻訳で交渉し、ふたりともホットストーンマッサージを受けられることになったのだが。
指圧も強めでしっかりと押さえてくれる。ストーンは熱く気持ちよく身体中の血液やリンパを流していく。何より驚いたのは、ストレッチをこれでもかというほどにしっかり曲げてくれるのだ。
「人間の身体って、こんなに曲げていいんだ」
っていうか、わたし、こんなに曲がってだいじょうぶなんだと驚いた。
マッサージが終わると、これまでに体験したことがないというほど頭も身体もすっきりしていた。悪いものがすべて出ていったような感覚だった。デトックス効果に加え、身体がゼロポジションに戻ったような気がした。
蓮の花は汚れた泥のなかで育ち、その泥が濃ければ濃いほど大きく美しい花を咲かせるという。お釈迦様が座っている台座も蓮の花だ。
店の名の「ロータス」は、ベトナムの国花、蓮の花。
日本では体験できない、何かエナジーのようなものを感じた。
『ホワイトロータススパ』の写真は、撮っていませんでした。咲き終えた蓮が飾ってあったのは、2区のリバーサイドレストラン『ザ・デック』です。
あいにくのスコールで室内で食事しましたが、天気が良ければテラスも気持ちよさそう。
ビルが見えますね。街の中にあるオアシスといった風情。
白い壁と若い竹の緑が涼しげでした。
南国なのだなあと、実感。
取締役3人でのランチ。シーフード創作料理でした。
なぜか普通のポテトフライが、やたらと美味しく感じられました。
ホーチミンにいらしていたのですね。
もう、あちらは、大変な暑さだったでしょう。
でもロータスを見ると、涼し気ですね。
ベトナム航空の機体にもあしらわれていますね。あのデザイン、好きです。
やっぱり、バインミーですね♪
ぱすさん
暑かったです。暑さにも、日本より強烈な湿気にも、身体がついていかなかったのかもしれません。
でもほんと、水辺に咲く蓮は涼し気ですよね。
ベトナム航空の機体、ロータスでしたね。
バインミーもフォーも、美味しかったです♩
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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