好きなものは、自然と集まってくる。

わたしの場合は、それがはりねずみである。

先日女子会をした友人からも、はりねずみの色鉛筆とクリップを貰った。

酔いに任せて３００円ショップを一緒にひやかしながら、わたしの知らないうちに早業で買ってくれていた。その気遣いもうれしかったが、はりねずみであることが訳もなくうれしい。

タイトルの『はりねずみが眠るとき』には、訳がなかったということでもない。

寒空にいる二匹のヤマアラシがお互いに身を寄せ合って暖め合いたいのに、針が刺さるので近づけないという「ヤマアラシのジレンマ」。そのヤマアラシより、遥かに小さな「はりねずみ」の小さな世界。そのなかで小さなことを喜んだりくよくよしたり、またヤマアラシのジレンマの如く傷つけたり傷ついたり。そうやって生きていくこと、普通に暮らしていくということをかきたいと名づけた。
生きるために必要な針を持つことの理不尽さを抱えながら、果たしてはりねずみは穏やかな心持ちで眠りにつけるのか、と。

しかし毎日かき続けて５年目に入り、当初はりねずみに魅かれた理由など思い出すこともほとんどなくなった。そして、その訳とは別に、はりねずみの可愛らしさに魅かれるようになったのだ。

訳もなく好き。訳もなくうれしい。

そういうものがあると、毎日が楽しくなる。

友人に貰った色鉛筆とクリップです。わーい。うれしいな。

この子は以前別の友人に貰いました。スローリーと名づけて可愛がっています。

手袋のハリーとネリーも、スローリーと仲良しです。

テープカッターとノートもあります。色鉛筆で何描こうかな。

以前友人が送ってくれたポストカード。ホッとするイラストです。

年賀状や名刺に押しているスタンプ。筆まめなはりねずみくん。

キッチンには布巾と日本手拭いも。

デザインはリサ・ヨハンナ・ラーソン。

卓上塩胡椒入れのペッパーとソルト。

タオルハンカチ２種類。こちらもリサ・ヨハンナ・ラーソンデザイン。

つい買ってしまった布地。なに作る気だったんだろう、わたし(笑)

パリの古本市で見つけた絵本。リビングに飾ってあります。