先週から、ウッドデッキを作り直している。
18年前、越してきたときに夫が作った、というか家族みんなで手伝って作ったウッドデッキだが、数年前から朽ちた場所を補修しながら使っていた。寿命を迎えたということだ。今回は、専門家に頼むことにした。家の補修などでお世話になっている大工さんだ。気心も知れている。
雨にも悩まされた1週間だったが、週末にはすっかり撤去され、基礎が整えられた。きれいに何もなくなったその場所を見ると淋しい気持ちにもなるが、新しく出来あがるウッドデッキを思い浮かべ、楽しみにもしている。
工事中のデッキ付近で見つけたけろじは、しかたなく捕まえて玄関側に逃がしている。新しいウッドデッキにもすぐに馴染むだろう。
ツバメは、今年もやはり巣を作らなかった。工事が始まる気配を感じた時点で、候補から外されたのかも知れない。
時間は変わらずに流れていくんだなあと、あたりまえのことを思い知る。
やわらかな人の温かさに触れる瞬間もあれば、理不尽な相手に振り回されるときもある。些細なことで落ち込むこともあるし、何でもないものに癒されることもある。そんなことを繰り返して、悩みがあってもなくっても食事をして、眠り、呼吸を繰り返す。泣いたり、笑ったり、怒ったりを、繰り返す。
そう言えば、空は人と似ているなあ。気持ちよく晴れたり、雨が続いたり、荒れ狂うような風が吹いたり。
なんて、ちょっと感傷に浸ってみたりするこの頃である。
居間から見たウッドデッキがあったところも、今は殺風景。
庭には新しい木材が置かれています。
ここにまた、ウッドデッキが作られます。
庭のヤマボウシ。空に向かって咲くので、いつもは庭に立っても見えないんですが、先週の雨で枝を垂らしたときの様子です。
逃がしてあげたけろじです。ホース、気に入ったの?
きみは石垣に登るのね。がんば!
これもまたない物ねだりです。
ウッドデッキやテラスに非常に憧れ感をいだいております。
ヨガの先生のお宅もウッドデッキがあって、今の季節、外でいただくお茶の時間がなんとも贅沢です。
新しく出来るウッドデッキ、私も楽しみです。
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空は人に似ている・・・
ほんとにそうですね。
似たような空はあっても毎日違うもの。
人の気持ちも、刻一刻と変化するものですよね。
ユミさん
田舎はやはり土地だけは広いので、ウッドデッキや縁側があるお家が多いですね。
ヨガの先生のお家、素敵なんだろうなあ♡
海外に行くと、冬でもテラスで食事やお茶を楽しむ人が多くてびっくりしますが、気持ちのいい季節に思う存分楽しむことにしています(笑)
そうですね。
同じように晴れた日でも、同じ空はないんですよね。人の心もそうかも知れませんね。
我が家のウッドデッキは二代目です。越して来た時に知人にお願いしたのが最初で、二代目は、こだわりの職人にお願いしたものです。書道を書いたり、手芸をしたり、お気に入りの場所になっています。
さえさんの所のウッドデッキも、はやくできあがってほしいですね。これからの季節にはなくては成らない、場所ですね。
ヤマボウシの木、有るんですね。憧れの木なんですよね、羨ましいです。ケロジ、最近鳴き始めました。
もうすぐケロジの喜ぶ梅雨ですね~‼
悠里さん
わ~ウッドデッキで書道や手芸!素敵~♡
我が家のウッドデッキは、ようやく基礎の骨組みができました。
早くできあがらないかなあ。
ヤマボウシ、清楚な白い花をたくさん咲かせる、わたしも大好きな木です。
田んぼから聞こえるけろじたちの大合唱、すごいですよ~(笑)
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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