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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

なこかい、とぼかい

九州沖縄三昧『ナンクルナイサきばいやんせー』で、生ビールを飲んだ。

ナンクルナイサは沖縄の方言で、なんとかなるさ。きばいやんせーは鹿児島の方言で、がんばりなさい。店名はなんとなくそんな感じの意味だと判ったが、生ビールのコースターにかかれていた言葉に目を留めた。

 

なこかい とぼかい なこよか ひっとべ

 

「泣こうか、飛ぼうか、泣くより飛べってことかな?」

「うーん。なんだろうね?」

夫に言ったが、食べる方に忙しそうだった。仕事で遅くなり空腹だったのだ。

わたしもそのまま飲んで食べた。海の幸が美味だった。

 

帰ってから調べてみると、鹿児島で言い伝えられている諺のようなものらしい。

「崖の上で飛べないと泣くか、思い切って飛ぶか、泣くくらいなら飛べ!」って意味で「できないと言ってやらないか、思い切ってやるか、グダグダ言ってるんだったらやってみろ!」そういうときに使うそうだ。

 

いい言葉だな、と思った。そうありたいな、とも思った。

「ムリだよ。どうせ、できないよ」

ついそんな、言い訳をしてしまいそうになるとき、思い出そう。

cimg1905丸の内オアゾのなかでも、ひときわにぎやかなお店でした。

cimg1903これが、そのコースターです。

cimg1896豪快!漁師風サラダ。鰹、しめ鯖、蛸、海ぶどうなど盛りだくさん。

cimg1898胡麻鯖と、きびなごの唐揚げ。

cimg1899もずくとコーンのふんわり揚げ。タレはウスターソースでした。

cimg1912オアゾの地下です。

モノクロのゲルニカと、カラフルなクリスマスツリーが対照的でした。

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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