今年も、シャインマスカットの季節がやってきた。
先に送った神戸の義母からは、「うれしい! 粒が大きくて、3粒で夕飯になりそう」とメールが来ていたし、東京の母からも「大粒ねえ。食べきれないくらいいっぱいありがとう。でもきっと、全部食べちゃうわあ」と電話をもらった。
大袈裟だなあと思いつつも、毎年の恒例行事、喜んでもらってよかったと元気そうな母たちにホッとしていた。
そうこうしているうちに、うちにも届いた。
お世話になった方にお裾分けするために、2箱頼んでおいたものだ。
開けてびっくり玉手箱。
今年のシャインマスカットは、例年よりもさらに、もうほんとうにびっくりするほど大粒だったのだ。
ひと粒ひと粒の実にはみずみずしさが詰まっていて、さわやかな酸味と甘味が口のなかに広がる。
「これなら、義母にとっては3粒で夕飯って大袈裟じゃないかも」
皮の柔らかさも、アラ卒の母たちには優しい。
天候が不安定ななか、こんなに美味しいシャインマスカットを作ってくださった農家さんたち、ありがとうございました。
おーっ、美しい! 義母と母にはひと箱送りました。
大粒だし、とってもジューシー。優しいグリーンも綺麗です。
お皿が小さく見えますね。冷蔵庫で冷やしているうちに摘まんでしまって、ひと房分の写真が撮れませんでした(笑)
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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