夫が膝の手術をしてひとりご飯が続き、だんだんサボってきた。
最初は冷蔵庫の大掃除という目標を立て、工夫して美味しく栄養のあるものをとがんばっていたのだが、10日も経つと冷蔵庫がほぼ空になった。
そうなるともう、器ひとつで済ませられる雑炊やうどんが多くなってくる。
寒い季節に、温かい汁物をというのは、当然の心理。
まあ、いいか。と、楽しんでいる。
活躍するのは、卵だ。
雑炊にも麺類にも、卵を落とせば美味しさも栄養もアップする。
その卵のやわらかさによっても、味が変わってくるのも楽しい。
月見うどんの卵も、4分茹でるのと3分茹でるのと2分茹でるのでは、味わいがまったく違ってくる。
チゲ鍋をした翌朝にしか作らないキムチ雑炊もわざわざ作ったり、味噌バター味の雑炊も子供の頃を思い出す味で北海道の牧場で育った両親のDNAを刺激される。
こういう食生活をしていたら、偏るんだろうなあと思いつつふたたび、まあ、いいか。
還暦まで生きたのだから、ときには好きなものを好きなように食べたっていいのだ。
キムチ雑炊。野菜庫にニラがしなびていたので使い切りました。
味噌バターきのこ雑炊。猫まんまとも言われそうな(笑)
月見うどん。卵は4分茹で。葱だけは切らしたくなくて、産直野菜売り場で買ってきました。
同じようですが、卵の堅さを調節。2分茹でバージョンです。
このくらいのやわらかさが、好みかな。
こんにちは。
一人の時ってたんぱく質と思っても面倒ですよね。
そんなときのお助けマンがたまごです!
味噌バターきのこ雑炊、この雑炊作ってみたいです。
我が家の雑炊はいつも味噌に鰹節に卵でとじるパターンです。
バターは気が付きませんでした。
美味しそうだし温まりそうですね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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