明野のなかでもいち早く稲刈りをする農家さんに、新米をいただいた。
ビニール袋の新米は、まだ熱を持っていて、精米したばかりだとわかる。
白い。白く美しいお米だ。
お昼過ぎにいただいたのだが、夫が1時過ぎに帰ると言って出かけていったので、さっそく炊くことにした。
土鍋なので、気軽に炊ける。
サラダを作り、冷凍してあったコロッケを揚げる。胡瓜の浅漬けもある。
毎年のことだけれど、新米の美味しさは形容しがたい。
白く光っている。口に入れると、一粒一粒がしっかりと主張している。旨みが濃い。しっとりと甘い。
そして今年発見したのだが、新米を食べていると、これが、おかずが進むのである。
これまでも、いろいろ発見した。
新米は、ぴかぴかの艶々に炊き上がること。
もちもちだが、決してやわらかくはない。かたくはないがしっかりとしていること。
滋味溢れる芳醇な味わいだということ。
おかずがいらないほどに美味いということ。
「新米をおかずに古米を食べる」と言われるほど、特別だということ。
お米一粒一粒が”種”であり、そこには大きなパワーが潜んでいること。
きっと新米は、まだまだ多くのことを教えてくれるだろう。
体温よりも温かかった新米。稲刈り風景を眺めていたので、感慨です。
「新米」は、秋の季語。
新米を詰められ袋立ちあがる 江川千代八
さっそく、ランチに炊きました。コロッケも揚げたんだけど、新米に夢中で写真がない(笑)
きのうの朝。白いな~♩きれい。
見た目も、お米が立っている感じ。
いつもの朝餉も、スペシャルに。
こんにちは~。
もう地元の新米が食べられるのですね。
美味しい新米委は嬉しいですね。土鍋で焚くのは難しそう~。
岡山は猛暑でまだ青田です。また、実入りも悪いと言われています。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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