山菜とりに出かけたという夫のチームメイトに、ハリギリとコシアブラ、蕨をいただいた。
蕨は灰汁抜き中だが、ハリギリとコシアブラはさっそく天麩羅にする。
山菜は、たいてい塩で食べる。
だが、たくさんあったので(彼は天麩羅1回分だと言っていたけれど、我が家では4回分くらいあった)翌日、天麩羅蕎麦にした。
冷たい雨が降りしきるランチには、温かい蕎麦がいい。
揚げたての天麩羅を、鰹香る湯気立ちのぼる蕎麦にのせて食べる。
春の香り、春の味がした。
塩でいただくのもいいけれど、麺つゆの鰹の香りがハリギリやコシアブラの灰汁を和らげてくれたように甘く感じ、天つゆでいただくのもいいなと塩一本やりだったこれまでをあらためた。
まだ残っているハリギリ。さて、どうやって食べようか。
右がハリギリ、左がコシアブラ。
夕飯にさっそく天麩羅にしました。ハリギリ。ハリギリは開くとヤツデの葉っぱと同じく天狗の団扇のようになるそうです。
コシアブラは、揚げると踊っているかのよう。
翌日のランチに茄子とクロアワビタケも併せて天麩羅に。
熱い蕎麦にのせ、天麩羅も完食しました。
つゆは、山梨が生んだテンヨ武田の「ビミサン」を使っています。本醸造のお醬油とかつお節のていねいにとった出汁の旨みが人気のロングセラー商品です。
蕨もたっぷりありました。薪ストーブの灰をかけて熱湯を注ぎ、灰汁抜き中です。
こんにちわ
晴れると夏のような暑さの日曜日でした。
春の恵みがそちらでは、まだまだ豊富ですね。
山菜の天ぷらで、お蕎麦なんて、たまらないですね。
山梨のつゆ。ご当地のつゆって、魅力的です。
特に、ラベルが滝平二郎さんの版画っぽいですね。
こんばんは。
こしあぶらもハリギリもまだ採れるのですね。
ハリギリはこしあぶらよりもちょっと苦みがあるのですが、
こちらを好む人もいるようです。
「新芽ってほとんど食べられるよ」と里山を持っている知人はいいます。
わらびは先の所をとって食べた方がいいですよ。
形はいいですが先の丸まったところはちょっと毒があるようです。
そして食べてもここは美味しくないのです。
私は先日の蕨採りに行ったときは現地で先っぽを取って持ち帰りました。
薪ストーブの灰であくぬきですね、本当はそうやって抜くのです。
田舎に住んでいる叔父はミズナラの木の灰がいいと言っていました。
それが手に入らない私はもっぱら重曹で灰汁抜きしています。
山菜のてんぷら、私は塩も好きですが、天つゆで食べるのがもっと好きです。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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