たまに無性に食べたくなるポテトチップス。
最近スーパーの店頭に並んでいる「神業食感プライドポテト」を楽しんでいる。
「神業」「食感」「プライド」
俳句でいえば、短いセンテンスにインパクトある言葉を盛り込みすぎともいえる。しかも「プライド」は駄洒落だ。
そのうえ「芋まるごと」「通の黒胡椒」「神のり塩」と種類名でもさらに効果を狙っている。
その工夫を凝らしたネーミングと高級感を感じられるパッケージに、つい手を伸ばしてしまう。
無論、味に自信があっての工夫だろう。
さすが、湖池屋だ。
美味しいけれど、あまり買わないようにしている。
開ければ、夫とふたりひと袋食べきってしまうからだ。
身体にものすごくいい食べ物ではないということは、重々承知している。
ポテトチップスをひと袋開けると、未だに思い出す懐かしいドラマがある。
中山美穂と柳葉敏郎のすれ違いを描いたラブストーリー『すてきな片思い』だ。
落ち込んだ夜に、中山美穂演じる地味で平凡なOLが、ひとりポテトチップスをひと袋空けてしまう。大まかなストーリーしか覚えていないのに、それだけはなぜか忘れることがない。
1990年。上の娘が生まれた年のドラマだった。もう33年が経つ。
だからポテトチップスひと袋空けてもいいんだよ、ってわけじゃないってことは、わかってはいるんだけどね。
こんなのが並んでたら、買っちゃうよね。
「芋まるごと」です。ビールと合いますね。
いちばん好きだったのは、「通の黒胡椒」です。
夫のリクエストで買ってきたキャラメルコーンと「神のり塩」。
「神のり塩」も、青海苔味が嫌みなくいい感じです。
ほかに「美食の岩塩」「燻製チーズ」。
4月には「 焦がしキャラメル」バージョンが登場するのだとか。
こんばんは。
これ私も買いました!
名前についつい惹かれてしまいました。
美味しかった!
私はジップロックに入れて数日楽しみます。
でもやっぱり袋を開けた時と比べサクサク感が失われています。
美味しいものってどうして身体に悪いのでしょう?
そう思いませんか?
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。
管理人が承認するまで画面には反映されません。