春の声をそこここで聞いて、けれどここ山梨も北杜市には一昨日、雪が舞った。
きのうは、氷点下の朝。ウッドデッキの水たまりが凍っていた。
だから産直野菜売り場にも、春野菜や夏野菜は並ばない。
この時期スーパーで買い物をしていると、九州や四国の野菜が目につく。瑞々しく新鮮なのがうれしく、春は南から静かにやってくるのだと実感する。
11月に高知を旅したときに、柚子が特産なのは知っていたけれど、ほかにも茗荷、生姜、茄子、ニラ、シシトウが生産量日本一だと知って驚いた。
旅をすると、その土地のものも身近に感じられるようになる。
スーパーで高知を見つけると、ちょっとわくわくするのも旅の名残りだ。
高知県のキャッチフレーズは、「高知県はひとつの大家族やき。」で、県全体を家に見立て「高知家」と呼んでいる。
だから旅行者は「お客さん」で、友人のようにもてなしてくれる。
そんな、高知家の野菜を楽しむ春である。
ふるさと納税返礼品の高知の鰹の叩き。茗荷、にんにく、葱、玉葱を添えていただきました。
翌日のランチには、土佐巻きにして。茗荷もにんにくも一緒に巻きました。
高知家の生姜が利いた香味ダレで、いただきものの上品な薄味の焼き豚を。
生姜、にんにく、葱、豆板醤が利いたタレとパクチーが焼き豚によく合いました。
高知の市の写真です。生姜の並べ方が、さすが生産量日本一!
『サラダのアイデア帖』に載っていた茗荷たっぷりの春雨と海老のサラダ。茗荷も高知家のもの。
高知家の茄子が入ったスパイシーカレー。
ナンも焼いてみました。
きのう食べたニラも、高知県産でした。
上の娘が帰ってきたので、ニラたっぷり餃子、たくさん焼きました。
こんがり! 美味しく焼けました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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