最近、彼岸花を目にすることが多い。
10日ほど前からだろうか。田んぼの畦や道端に彼岸花の赤を目にして、ああ、今年も咲いたかと思っていた。
写真に収めたい気持ちはあったが、車で通り過ぎる道に咲いていることが多く、ただただ目を細めて眺めるだけにとどまっていて、そうこうしているうちに季節は過ぎていくのだろうと半ばあきらめにも似た気持ちでいた。
その彼岸花に、取材した「ハーブ庭園・旅日記」で出会った。
ゆっくりと散策していたので、たっぷり眺め、写真にも収められた。うれしい。
それからだ。これまで咲いているとは知らなかった場所で、彼岸花を見かけるようになったのは。
あるときは、葡萄棚の下に。あるときは、道路から見えるお庭に。毎週手話教室へ行くときに通る信玄堤にも群生しているのを見て驚いた。
これまでも秋になれば見かけていたのだろうが、たぶん見ようという気持ちが足りなかったのだろう。
あそこにも、ここにも、という感じで彼岸花が揺れている。
ここにいるよ、とわたしを呼ぶのだ。
こういうのを、シンクロニシティという。彼岸花シンクロニシティ。
まるで赤い花火のようですね~♩
たくさん咲いていると華やかです。
目にまぶしい赤。
白い彼岸花もいっぱい咲いていました。
☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、更新しました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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