『鍋の天下一品』のレシピで、いろいろな鍋を楽しんでいるが、先に我が家のレシピありきの鍋もある。「白菜鍋」だ。
「これ、うちの白菜鍋と似てるね」
「鶏肉が入ってないけどね」
シーズン中5回以上はする、夫婦ふたり愛してやなまい「白菜鍋」は、夫の友人に教えてもらったレシピだ。
具材は、干し椎茸5~6枚、鶏もも肉1枚、豚バラ肉200g、白菜1個。
干し椎茸の戻し汁に水を足し、適当に切った椎茸を入れて火にかける。味つけは、鶏がらスープの素を大さじ一杯ほど。
煮立ったら、適当な大きさに切った鶏と豚を投入。灰汁をすくい、白菜を鍋いっぱいに入れて胡麻油大さじ一杯ほどを回しかける。
白菜がしんなりしたら、よく混ぜて20分ほど煮込む。
それでできあがりのキッチンで煮込むタイプの鍋だ。
食べるときに、塩と七味唐辛子を器に入れてからよそうのまでがレシピだ。お好みでコチュジャンで食べても美味しい。
『鍋の天下一品』のレシピには、鶏が入っていなかった。
しかし、春雨が入っていた。
翌日、残った白菜鍋に春雨を入れてみたら、これがまた美味かった。春雨が汁を吸いまったりとした甘みをまとう。
異なるレシピにも、教えられることはある。
鍋を楽しむ季節は、まだ始まったばかりだ。
農家さんからいただいた、大きな白菜2つと太い大根5本。
我が家の白菜鍋は、「韓国風白菜鍋」と呼んでいます。
身体の芯から、あったまります。
翌日春雨を入れたバージョン。春雨はお湯で戻してから食べる直前に入れました。
☆シミルボンサイトで、〈『鍋の天下一品』で、鍋を楽しむ〉を連載中。
こんばんは。
今年の白菜は特に美味しく感じます。
細かくしてお味噌汁の具にしたり、少量の水を加えて蒸してお浸しにしたり、
鍋には欠かせない野菜ですね。
さえさんのお宅の韓国風鍋、美味しそうです。
白菜にコチュジャン、やったことないかも?と思いました。
白菜と干しシイタケ、これは抜群の相性ですね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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