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はりねずみが眠るとき

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青空ヨガ

秋晴れのきのう、舞鶴城公園でのスポーツイベントで青空ヨガに参加した。

青空の下で身体を動かすのなんて、何年ぶりだろう。いや、何十年ぶりだったかも知れない。

 

芝生の上にヨガマットを敷き、裸足になる。ときおり風が身体を撫でていくのが気持ちよく、見上げると刷毛で描いたような雲がゆっくりと形を変えていく。息を吸い込むと、太陽と芝生の匂いがした。

体を思いっきり伸ばして、呼吸して。

両手の指の先まで、足の爪の先まで、意識を向けていく。

気持ちよく汗をかき、最後に自分の身体を抱えるように丸くなった。

「自分をぎゅーっと抱きしめてあげてください。いつもありがとう、自分を大切にしているよっていう気持ちで」

先生の言葉が、身体じゅうに沁み込むように届く。

ふっと、子どもたちを抱きしめていた日々を思い出した。

 

「自分を大切に」

なかなかできないことだけれど、伸ばした身体からすっと心まで、その言葉が届いた気がした。

山梨で暮らして20年目だというのに、甲府駅から徒歩5分の甲府城跡「舞鶴城公園」に初めて行きました。

青空を映したお堀。

鶴が舞うオブジェ。

鉄門。

謝恩碑。秋の日の澄んだ青空。気持ちよかった。

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  1. hanamomo より:

    >ふっと、子どもたちを抱きしめていた日々を思い出した。
    思い出しますね~。
    子供たちは帰省すると娘は座っている私のおしりに足が冷たいよ~とねじ込んできたりしますが、さすがに息子は通り過ぎる時に髪をちょんとひっぱっていたずらする程度です。
    息子の事は本当は小さい時みたいに抱きしめたいけど・・・・それは無理。
    身体が大きくなってもこどもって可愛いですね。

    青空の下で自分の体をいたわりながら開放するなんて気持ちいいでしょうね。
    外が気持ちいい季節になりましたね。

  2. さえ より:

    >hanamomoさん
    娘さん、可愛らしいですね~
    大人になると、なかなかスキンシップは難しい。
    それが、当たり前なんですけどね~
    男の子と女の子、いや、ひとりひとりにかな。子どもたちに対する感情ってやっぱりそれぞれ微妙に違いますよね。
    青空の下で身体を動かす気持ちよさ、すっかり忘れていました。
    ヨガの先生に、感謝です。

  3. ぱす より:

    こんにちわ。
    秋晴れの青空の下でのヨガは気持ちがいいでしょうね。
    気持ちも、すっきりして晴れ渡ることでしょう。

    最近、私もヨガを少しだけ、かじっています。
    ヨガの動画サイトで、毎朝と、休みの日は少し長めと、基本中の基本からやっています。
    身体を伸ばすと、気持ちがいいですね。
    日常では、呼吸を意識することなく、過ごしていますが、大事なことなのですね。
    少し、汗もかきます。そして、お腹もすきます。
    いつまで、続くかわかりませんが、無理なく体が動かせますね。
    いまさら、激しいスポーツは難しいので・・・。
    ヨガは最適です。

  4. さえ より:

    >ぱすさん
    ぱすさんもヨガ、されているんですね~
    ムリせず身体を動かすのって気持ちいいなあって、最近思えるようになりました。
    わたしも、激しいスポーツはムリかな~と思っていたので、再開できてよかったです。
    気持ちがよくて、汗をかいて、お腹がすいて。
    それって大切なことですよね。
    青空が、ほんとうに気持ちよかったです~

PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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