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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

茗荷の花

庭の茗荷が、旬を迎えている。

畑では花が咲き、ここにいるよと主張する。

ゴム手袋をして、ひとつひとつ掘り、収穫していく。

土の中から、茗荷のくすんだピンク色が顔を出す。

20近くは、採れただろうか。

 

甘酢漬けにしたりもしたが、洗ったままタッパーに入れて野菜庫で保管もした。

3日ほどして、そのタッパーのなかで花が咲いているのを見つけた。

庭で咲いた花はしおれたていたので、洗ったときにみんなとってしまったが、野菜庫で咲いた花は、ぴんと張ってみずみずしい。

折られてなお花を咲かせようとする生命力を、垣間見た気がした。

人間であっても、そうありたいものだ。

ぼろぼろと、いっぱい採れた茗荷たち。

洗うと美しい、くすんだピンク色。

冷しうどんは、茗荷と生姜をたっぷりと薬味にして。

胡瓜の浅漬けにも、茗荷を5つ入れました。

野菜庫で咲いていた茗荷。最後の1個になったので、また収穫しました。

カンタン酢で甘酢漬けにしておけば、しばらく美味しく食べられます。

酢につけると、鮮やかなピンク色に変わるのが不思議です。

朝ご飯のお味噌汁には、必ずのせています。

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  1. hanamomo より:

    こんにちは。
    茗荷たくさんとれましたね。
    我が家にもあったのに、草に負けたのか、土がかたいからなのかすっかり姿を消してしまいました。
    茗荷は何に入れてもおいしいですね。

    さえさんのお宅の朝ごはん我が家の朝ごはんによく似ています。
    ご飯のお茶碗とてもいいなあ~といつも思います。

  2. さえ より:

    >hanamomoさん
    こんにちは♩
    今年は、豊作です。
    ちょうどいいタイミングで草取りしたからか、長雨がよかったのかわかりませんが。
    最近は、パンの朝食とご飯と半々ですが、hanamomoさんのお家の朝ご飯はご飯とお味噌汁なんですね。
    じつはこのお茶碗、ひびが入ってしまって、がっかりしつつもまだ使っています。

PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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