あれは、いったい何なのだろう。夜中に目が覚めたとき、急に思いつくことがある。経理の仕事で、ひとつ確認を怠っていたことに気づく。毎日かいているエッセイの、もっとぴったりくる...
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家ご飯, 食 2017.09.02
夫の留守中に、大量に茄子をいただいた。揚げ茄子の煮びたしを、とりあえず4本分作った。2日後には帰ってくるから、残った分を肴の一品にしようという魂胆だった。「自分のためだけ...
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小川洋子の『最果てアーケード』(講談社文庫)のなかに出てくるドアノブ専門店が好きだ。そこには主人公がよく入り込んでいた「世界の窪み」がある。両側の壁に設置された板一面に取...
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クリーニング屋さんに行くと、お庭に生ったという無花果をいただいた。「無花果食べて、風邪治してね」風邪はすっかりいいのだが、鼻声が抜けず、誰と会っても「その声、どうしたの?...
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先日読んだばかりの伊坂幸太郎『AXアックス』角川書店)の主人公、兜(かぶと)は、最強の殺し屋なのだが恐妻家だった。「恐妻家」ただただ妻が怖い夫なんて、実際に存在するものな...
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ご無沙汰しているお世話になった方から、突然手紙が届いて驚いた。千葉にお住まいなのだが、ここ北杜市の方と出会う機会があり、「北杜市」というキーワードから、私のことを思い出し...
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毎年、山梨は石和でフルーツ農園をやっている知人に、シャインマスカットを頼んでいる。東京や神戸の親戚に送り喜ばれているし、我が家でも心待ちにし、夫婦ふたりで競い合うように食...
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花と木, 田舎で 2017.08.27
今、庭のテッポウユリが、次々と咲いている。次々ととかくと、日々いくつもの花が開いているように思われるかもしれないが、そうではない。大輪の真っ白い花が、日に1つ、あるいは2...
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生き物, 空, 田舎で 2017.08.26
「空が青くて、よかった」風邪をひいているあいだ、うつうつした気分になりがちだったが、たとえ窓からであっても青い空に浮かぶ真っ白い雲を見ると、爽やかな気持ちになる。もしもあ...
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信仰している宗教はないが、神様というものは、いるんじゃないかと思っている。たとえば、本の神様。それから、十円玉の神様。今ではスマホやケータイでいつでもどこでも電話ができる...
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きのうの朝、ベッドのなかで熱を測ると6度5分だった。「あ、熱下がった」心なしか、身体もすっきりしているように感じる。しかし、考える。これは、プラシーボ効果なのか?そしてま...
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森絵都の『風に舞いあがるビニールシート』(文春文庫)。伊坂幸太郎の『マリアビートル』(角川文庫)。村上春樹の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文春文庫)。この...
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「だいじょうぶ?」夜中に夫に声をかけられた。ひどく苦しそうにしていたらしい。お盆休みの最後になってから、夏風邪をひいた。湿った咳が出て、夜中に何度も目が覚める。声をかけら...
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家ご飯, 食 2017.08.21
家庭菜園をしているご近所さんに、茄子とゴーヤとオクラをいただいた。そのオクラが、大きい。1本で、普通のオクラ5本分くらいある。「変わった種類のオクラで、星型がきれいで美味...
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