薪ストーブの灰を差し上げたら、切り干し大根をいただいた。手作りである。
浅尾大根が名物だけあって、漬物用の大根や切り干しを庭先に干すさまは、よく見かける。この辺りの風物だ。
煮ると、やわらかく甘い。甘さがやわらかい。戻し汁を使って煮たせいかも知れない。
椎茸や干瓢などと同じく、切り干し大根の戻し汁も「精進出汁」と呼ぶそうだ。精進料理の鍵となるのは「淡(たん)」だそうで、精進料理ではないけれど、そんな淡い旨みが感じられた。干せば、栄養価も上がるという。
太陽の光を浴びる、刻んだ大根たちを思い浮かべた。日向ぼっこでもするかのように、のんびりゆったり。顔はないけれどきっと笑顔だ。
切り干し大根のやわらかく淡い味に太陽の温かさを感じ、口に入れるだけで優しい気持ちになっていた。
この倍くらいありました。細めの切り干し大根です。
蓮根、人参、油揚げ、豚肉を少し入れて薄めの味つけで煮ました。
ある日の夕食。ヘルシー和食な日もあります。
味噌汁には戻さず入れて3分煮ました。やわらかめのコリコリ感が好きです。
こちらは、鶏肉と人参と一緒に炊いた、切り干し大根の炊き込みご飯です。
乾物物は食べる分だけ使えるので、普段のひとりの時には時々使います。
切干大根も自分で作ればいいって人に聞いて、生協で野菜を干すためのネットも買ったんですが、そのまま袋をかぶったままで、買う方が早いなあと・・・(-_-;)
柔らかく煮れば美味しいですよね。
最近サラダにして食べました。戻すだけだとまだ硬いので少し茹でました。
酢の物にもいいですよね。
お味噌汁も炊き込みご飯にも入れたことはないので、今度やってみますね。
ユミさん
そうですね~ひとりでちょこっと、手軽に使えるものも多いですよね。
わたしも、切り干し大根、やったことありません。ちゃんと保存食にできるのかな?って自信なくって。買ったまま使わないモノって、ありますよね~わたしもあります。ドーナツ絞り器が眠っています(笑)
サラダや酢のものはやったことないので、挑戦してみますね!
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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