週末は雪が降った。夜にしんしんと降り積もっていた雪が、しかし朝には地面で静かに凍っていた。
ウッドデッキの雪は、降っているあいだは隙間も埋もれていちめん真っ白になるが、朝起きたときには、隙間の雪を落としストライプ模様に凍っていた。
「これ、見たかも」
思い出して『空の名前』を開いてみた。
空の写真図鑑のようなこの本の3章は「氷の章」となっていて、雪の名前が載っている。
たしかにストライプ模様が似た写真があった。
だがその「雪まくり」には、こう説明があった。
斜面に積もった雪は、木の枝から落ちてきた雪や、突風など、何かのきっかけによって、表面がまくれてしまうことがあります。これが雪の斜面を転がると、ちょうどロールケーキのような円筒形になります。これを雪まくり、雪俵といいます。丸くなったのは雪玉と呼びます。
ほーう、と唸る。
大自然が愉しげに、まるで雪だるまを作っているようではないか。
雪の庄内平野は、自然が催す造形展の展覧会場です。
と続いている。大自然が遊ぶ姿を、ぜひ観てみたいものである。
土曜の夜まだ降っていました。左上と真ん中上に降る途中の雪が写っています。ウッドデッキの隙間も雪で覆われて。
朝7時頃のウッドデッキ。これが「雪まくり」の写真と似ていました。
でも違った。ころころ転がっていました。庄内平野は山形にあるんですね。行ったことないなあ、山形。
西側の窓からは、朝焼けの南アルプス連峰が見えました。
夜、なにか動物がいたらしい、びっきーの小屋。なんとかしなくちゃ。
冬は、ほとんど使うことがない外水道。冠雪(かむりゆき)をのせて。
石垣の雪もまばらになっていました。
2階のキャットウォークを歩き、窓から眺めた八ヶ岳。
すべてがうっすらと雪のベールに包まれていました。
こんにちは。
庄内平野は秋田からすぐです。
だからちょっとドライブにというときは酒田まで行ってみようか?ということになります。
食べ物も庄内平野あたりと秋田は似ていて、お野菜もこちらで売られていたりします。
雪まくりという言葉
私が書いた以前のブログにありましたのでもしよろしかったら見てくださいね。
https://hanamomo24.exblog.jp/26416773/
ちょうど信号待ちの時、ころころと雪が転げて雪に模様がついていました。
雪玉は車からは見えませんでしたけど、きっとロールケーキのようだったと思います。
雪だるまも我が家の子供たちは転がして作っていましたよ。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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