今年の富士山の初冠雪は、一昨日9月26日だった。
じつは今年の初冠雪のニュースは2度目で、9月7日に観測されていた。
ところが、それが撤回されるという珍事が起きた。
初冠雪の「定義」に当てはまらなくなったというのが理由で、山頂の日平均気温がその年の最高気温を超えると、それ以前の冠雪は「初冠雪」にはならない、というルールらしい。
今年の山頂の日平均気温は、8月4日の9.2℃が最高だったが、9月20日に10.3℃を記録し、「定義」から外れてしまったというわけだ。
その年の「最高気温日」を観測して以降の冠雪でなければ、認められないのである。
ちなみに観測しているのは甲府気象台で、富士山の麓や静岡県側から冠雪が見えたとしても、甲府気象台から見えなければ、冠雪にはカウントされないという。
富士山の果てしもない大きさと、それを見上げる人間のなんとちっぽけなことか。それを思い知らされるような、今年の初冠雪だった。
きのう27日の富士山。北杜市須玉町から。
雲がてっぺんにいて、雪が積もっているのか見えませんでした。
これは2019年の初冠雪の写真。10月22日でした。
こんにちわ
富士山の初冠雪。
夫が以前、言っていたのですが、「へえ~」って流しただけだったのですが、さえさんの説明でよくわかりました。
そういう、定義があるんですね。
富士山の雪はそんなことはお構いなしですね。
毎年の初冠雪の便りは、季節の風物詩ですね。
美しい姿。雪をかぶった富士山は、やっぱり美しいですね。
こんにちは~。
初冠雪の定義というものがあるんですね。
全く知りませんでした。
富士山の麓や静岡県側から冠雪が見えても、甲府気象台から見えなければ、
冠雪にはならないというのもお役所的な考え方ですね~。
富士山に雪雲が覆いかぶさって雪が降っていても
雲が無くなり晴れた日が初冠雪なんですね。
もしも、甲府気象台と富士山の間の気象台近くに巨大な建築物が建って富士山が見えなくなったら
気象台の真上にドローンを飛ばして確認するのかな?
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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