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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

野の花いろいろ

瑞牆山から流れる本谷川へ涼みに行ったとき、知らない花をいくつも見かけた。

Facebookで参加しているグループ「山野草・雑木・雑談を楽しむコミ」でひとつひとつ訊いてみると、みな親切に教えてくれた。

 

庭にある低木シモツケに似ている花は「シモツケソウ」。

向日葵のように、にょきっと背の高い大き目の黄色い花は「マルバダケブキ」。

湿ったところに咲いていた紫色の花は「ツリフネソウ」。

紫蘇のような花のつき方をしたレモンイエローの「キバナアキギリ」。

南国の花のような明るいオレンジ色の「フシグロセンノウ」。

庭によく咲いている雑草アメリカフウロに似た「ゲンノショウコ」。

 

ふたりで行った瑞牆さんぽだが、夫はジムニーをオフロードで走らせたり、川のなかや岩場を歩いたり、魚がいるか目を凝らしたりと男子的楽しみに目を輝かせていたが、その横でわたしは、ぼんやり川の水を眺め、野の花を愛でていた。

 

それぞれの楽しみ方が違うことに、もうすっかり慣れているなあと感心する。

遠い国を旅していても、家にいても、近くの川へ涼みに出かけても同じことだ。

34年もともに暮らせば、当たり前か。

趣味や好みや性格が違っていても、「夫婦」とは、それなりに形を成していくものなのだろう。

シモツケソウ。

マルバダケブキ。

ツリフネソウ。

キバナアキギリ。

フシグロセンノウ。

タマアジサイ。これは知っていました。小菅村で初めて見た花です。

ゲンノショウコ。

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  1. ユミ より:

    いいですね、何処に居ても、夫婦それぞれの楽しみ方が出来るって。
    お互いにすぐ傍で別々の事をやっていても、目に障らない存在になれるのは、
    やっぱり何年か一緒にいないとなれませんよね。
    暑さで花が少ないこの時期に、こんなに色々、花に目が行くのは、
    さすがさえさんですね。
    マルバダケブキもタマアジサイも初めて見ました。
    面白いですね。
    Facebookのグループも、上手に利用されていらっしゃいますね。
    私も地元の地域情報のグループに参加していて、色々活用させてもらってるんですけど、
    他にも色々グループがあるのを、最近知りました。
    興味を持てるグループ、探してみようかな。(^^)/

  2. さえ より:

    >ユミさん
    そうですね~
    おたがい長い間付き合ってきましたよね。
    ユミさんもわたしも、毎日毎晩一緒ってわけじゃないけど、阿吽の呼吸はあるかもですよね。
    山のなかは、可憐にも強くたくさんの花が咲いていました。
    楽しかったです。
    Facebookも、楽しく活用しています。
    ほかに、オカネイラズという要らないものをもらってくれるグループにも入っていて、倒した松の木をもらってもらったりしましたよ。

  3. ぱす より:

    こんにちわ
    少し行けば、山の花にたくさん出会えるのですね。
    名前を知れば、もっと楽しくなりますよね。

    シモツケ草は、昨日山に行ったときに、たくさん見ました。
    ツリフネソウも。
    しんどいですけど、山の花が励ましてくれているようでした。

  4. さえ より:

    >ぱすさん
    こんにちは~♩
    うちの周りにも野の花いっぱいあるんですが、少しドライブすると見たことのない花がいっぱいでびっくりしました。
    ほんと、名前や性質なんかを知ると、その花と親しくなったようで楽しいですよね。
    シモツケは、庭に低木がありますが、たしかに花がそっくり。
    シモツケソウっていう野の花があるんだな~っ楽しくなりました。
    ツリフネソウも、どこかで見たのかもしれませんが、覚えていなくって。
    ブログにかいておくと備忘録にもなりますね。
    山の花が励ましてくれている。そうですね。暑い夏を乗り切りましょう。

PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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