東京の実家に、正月の挨拶に行った。今年90歳を迎える父は、10月に病気治療の入院をしていたので、その後どうかと思っていたが、年末恒例の白菜も漬け、ずいぶんと元気そうだった...
続きを読む
山, 田舎で 2018.01.06
子どもの頃は、家に風呂がなく、銭湯通いをしていた。弟と妹がいたわたしは、近所のおばちゃんに髪を洗ってもらったりしたことや、たまに珈琲牛乳を買ってもらったこと、家に帰りつく...
続きを読む
両親は、北海道の大沼公園近く森町の赤井川という村で生まれ育った。ふたりが東京に出てきて結婚し、わたしが生まれたので、わたしは東京生まれだが、小学生の頃、夏休みには、赤井川...
続きを読む
四季, 田舎で 2018.01.04
初詣は、2日午後、定年の如く『武田八幡宮』を詣でた。お隣り韮崎市の、千二百年以上も前に建立された古社だ。縁日が並ぶわけでもないが、正月は詣でる人も多く静かななかににぎわい...
続きを読む
四季, 田舎で 2018.01.03
元旦の午後、夫とふたりのんびりと散歩した。北から八ヶ岳おろしが強く吹いていたので、南に向かって歩く。初日の出を見たときにも八ヶ岳おろしに吹かれながら待ったのだが、顔は南東...
続きを読む
山, 空, 田舎で 2018.01.02
元旦の未明、窓の外をのぞく夫に声をかけられた。「何かと思うくらい、外が明るいよ」「ほんとだ。夜が明けてるみたい」ウッドデッキが白く光り、一瞬雪が積もっているのかと思ったが...
続きを読む
家ご飯, 器, 食 2018.01.01
かれこれ、十年ほど前になるだろうか。家で正月を過ごす子どもたちも減り、お正月に旅行でもしてのんびり過ごすのもいいよね、そろそろ御節を作るのもやめてもいいかな、なんて話が出...
続きを読む
1年前の年初め、2つ目標をたてた。1、毎月、エッセイの公募に応募して、最終的には入選する。2、新しいことを始める。で、1年経ってどうだったかというと。エッセイの公募は10...
続きを読む
サハリン島で使われる、話者が十人しかいないというuilta(ウイルタ)語。ウイルタの人たちは、「降っている雪」「積もった雪」「木の上に積もった雪」「溶けかけた雪」というよ...
続きを読む
ガスコンロの火で料理をしても、火を恐れることはほとんどない。スイッチひとつで火を起こせる簡単さや、安全装置があること、安全な使い方が身についていることもあるのだろう。だが...
続きを読む
米澤穂信, 読書 2017.12.28
「死守」という言葉が浮かんだ。大辞林 第三版には、こうある。【死守】命がけで守ること。「砦を―する」大切なものを守るために、「死」さえも厭わない。米澤穂信の連作短編集『儚...
続きを読む
山, 四季, 田舎で 2017.12.27
きのうの夕刻、仕事を終えて外へ出ると、風花が舞っていた。八ヶ岳も南アルプス連峰の山々も、厚い雲に覆われ、山の上では雪が降っているのがわかる。それが木枯らしに乗り、舞ってき...
続きを読む
家ご飯, 食 2017.12.26
日曜の朝、牡蠣が届いた。陸前高田市へのふるさと納税の返礼品だ。「今日は、休肝日にしようと思ったのになあ」夫が牡蠣を見て言う。前日、夫の友人たちとの宴会でけっこう飲んだので...
続きを読む
家ご飯, 食 2017.12.25
「インスタ映えする写真、撮ろう」週末、夫の友人3人が我が家から最も近い山、茅が岳登山に来た。夕刻ぶじ下山した夫と彼らを迎え、卓上七輪でジビエ(町内産の鹿もも肉)を焼きなが...
続きを読む