苺を洗って、朝食のあとに出した。「朝の果物は、金だよ」子どもの頃、母がよくそう言っていた。じつはヨーロッパの諺で「朝の果物は、金。昼は、銀。夜は、銅」と言われているのだと...
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花と木, 田舎で 2017.03.05
庭のクリスマスローズが、咲いている。クリスマスローズを植えるまでは、春一番に咲くのは水仙という印象だったのだが、同じ西側の庭にある水仙はまだ蕾が顔を出し始めたばかりだ。雪...
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瀬尾まい子の小説『春、戻る』(集英社文庫)を、読んだ。帯には「突然現れた”おにいさん”は、年下のひとでした」「結婚前夜、心の奥をくすぐるハートフルストーリー」とある。この...
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京都, 旅 2017.03.03
東寺は、JR京都駅からほど近い。歩いても15分ほど。新幹線の南窓から見える五重塔は、京都のランドマークタワーとも言われる立ち姿のかっこいい塔だ。門をくぐると、歩く人はまば...
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京都, 旅 2017.03.02
神戸に帰省した際、京都に立ち寄った。プチ旅行だ。ふらりふらふら、二条城と東寺を歩いた。まずは、二条城。歴史に疎いわたしは、家康が京都で過ごすために建てた城だということも、...
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外ご飯, 神戸, 食, 旅 2017.03.01
神戸で義母の検診のあと、病院近くの蕎麦屋でランチした。「生ビールは、あるかしらねえ」という義母の危惧は、杞憂に終わった。病院に隣接していても、蕎麦屋は蕎麦屋。夫と義母、わ...
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辻村深月, 読書 2017.02.28
辻村深月のミステリー『盲目的な恋と友情』(新潮文庫)を、読んだ。辻村深月の小説は、8年ほど前にハマって何冊か読んだきりになっていたので、久しぶり。角がとれて読みやすくなっ...
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駅弁, 旅 2017.02.27
週末、夫の実家である神戸に帰省した。電車をいくつか乗り継いで帰るのだが、その車中でのこと。「お忘れ物のないように、お降りください」車内の聴き慣れた放送が停車駅に着くたびに...
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東京で、急ぎの仕事があり、久しぶりにタクシーに乗った。急いでいたし、気も急いていた。赤信号で止まるたびにイライラした。それなのに車内で動かず座っていることが、不思議だった...
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ひとりの家ご飯で、冬におススメのインスタント麺がある。相模屋の豆乳スンドゥブ麺だ。スンドゥブもいいんだけど、麺になっているというのがうれしい。それも豆腐麺でタンパク質だし...
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26歳の上の娘を見ていると、目が回りそうになる。あれをしていたかと思ったら、これ。こっちにいたかと思ったら、あっち。まるで、泳ぐことをやめたら死んでしまう鮪のようである。...
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「小指の爪、ぼくの方が小さいって知らなかった」と、左手くん。「ほんと。比べてみたことなかったもんねえ」と、右手くん。ネイルを更新した際、始めて行ったネイルサロンで言われた...
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長らくご無沙汰してしまった友人から、突然電話をもらった。「ときどき見てるんだけど、気になることがあって」このサイトのことである。「息子くんのことが、出てこないなあって」い...
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川上弘美, 読書 2017.02.21
大好きな小説なのに、これまで断片的にしか紹介してこなかった川上弘美の連作短編集『神様』(中公文庫)のことをかこうと思う。デビュー作である表題作を含めた9編が収められている...
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