重松清, 読書 2017.01.12
重松清の短編集『また次の春へ』(文春文庫)を、読んだ。近しい人の突然の死を受け入れられずにいる人たちを描いた、7編の小説集だ。1話目の『トン汁』は、突然の脳溢血で母を失っ...
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家ご飯, 食 2017.01.11
スーパーの店頭で、受験生向けの応援グッズを見かけることが多くなった。たいていは駄洒落で、だが駄洒落もこと受験ともなると「験担ぎ(げんかつぎ)」と言葉を変える。キットカット...
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「左膝の裏が、痛むんだよね」3日前、夫に言うと「それは腰だ」と指摘された。「膝の裏は、腰のツボなんだよ」だそうだ。腰痛の兆候はなかったので、ほんまかいなと軽く受け流してい...
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秋口からグリーンのコーディガンを、よく着た。暖かい日が多かったから、ちょっとしたお出かけにはぴったりだったのだ。おととし購入したときには「コーディガン」という言葉に馴染み...
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森絵都, 読書 2017.01.08
正月には、新刊を一冊買う。自分へのささやかなお年玉である。今年は森絵都の『みかづき』(集英社)を選んだ。帯には「昭和~平成の塾業界を舞台に、三世代にわたって奮闘を続ける家...
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「正月休みだから、気をつけて」休み中、合言葉のように夫や娘と交わしていた言葉だ。連休や長い休みには、他県ナンバーの車が多くなる。娘もそうだが、普段運転しないドライバーも多...
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寒の入りだったきのうの朝は、零下となった。薪ストーブの上に置いたやかんの白湯は、美味い。沸点まで達しているのかは判らないが、喉が渇いた朝には、火傷するほどには熱くないやわ...
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山, 田舎で 2017.01.05
いつになく穏やかな正月休みだった。空は青く、流れる雲は白い。「行雲流水」正月を迎えると毎年思い浮かべる四字熟語だ。物事に執着せず、他の力に逆らわず、自然のまま、成り行きに...
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正月3日。お隣りは韮崎市の武田八幡宮に初詣に出かけた。毎年詣でるその神社は、三が日でも人が少なく、ゆったりとした気持ちでお参りできる。趣もあり、夫もわたしも気に入っていて...
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家ご飯, 親子, 食 2017.01.03
大晦日の昼、夫が蕎麦を打つのも毎年恒例のことだ。年越し前にももちろん食べたのだが、きのう2日の昼食にもふたりで食べた。娘たちが早々に東京へ帰ってしまい、夫婦ふたりの食卓へ...
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新年は、初日の出を見に行くことから始まった。日の出前に起き、車を5分ほど走らせ、夫と上の娘と「寒いね」「富士山きれいだね」と言い合いながら日の出を待った。凍った空気のなか...
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家ご飯, 食 2017.01.01
御節はすべて手作り、などという立派なものではないが、お煮しめだけはひとつひとつの野菜をていねいに煮ている。毎年同じ手順で同じことをするわけだが、使う野菜は大きさや形が変わ...
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家ご飯, 食 2016.12.31
瑞々しい赤葱が、産直野菜売り場の店頭に並んでいたので、ねぎま鍋をした。お吸い物より濃い目に味つけしたスープに針生姜をたっぷり入れ、ブツ切りの葱と刺身用の鮪のブツを入れる。...
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玄関に、大きな丸太がある。米松の丸太。海を渡って来たアメリカの松だ。家を建てたときにお世話になった大工さんと一緒に、わたしたち夫婦は材木屋さんの作業場に行き、その丸太を選...
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