東直子, 読書 2016.11.17
東直子の連作短編集『とりつくしま』(ちくま文庫)を、読んだ。「とりつくしま」という言葉に魅かれたのだ。「とりつく暇がない」と間違えて言う人が多く、そのたびにぴぴっとアンテ...
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家ご飯, 食 2016.11.16
先週末のこと。夫がサッカーの試合の後、チームメイトを呼んで鍋パーティーをするという。何人来るか判らないらしく、おでんだけ鍋いっぱい煮て、あとは買い出しも何も任せることにし...
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好きなものは、自然と集まってくる。わたしの場合は、それがはりねずみである。先日女子会をした友人からも、はりねずみの色鉛筆とクリップを貰った。酔いに任せて300円ショップを...
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東京に住む友人と、女子会をした。「たまにはゆっくり飲んで、泊っていきなよ」誘ってもらい、お言葉に甘えてそうすることにした。カレンダーに予定をかき楽しみにしていたのだが、当...
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森博嗣, 読書 2016.11.13
森博嗣の連作短編集『少し変わった子あります』(文春文庫)を、読んだ。本屋の店頭で手にとった理由は、森博嗣なのに薄い文庫本だったからだ。森博嗣と言えば、分厚い本。しかも長い...
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家ご飯, 食 2016.11.12
魔法のアイテムを、友人に教えてもらった。「茹で卵が、楽々剥けるグッズがあるよ」というわけで、百円ショップで、卵の穴あけ器を買った。卵の殻に小さな穴を開け、それから茹でるら...
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玄関のチャイムが、鳴った。「こんな時間にだれだろう?」朝の8時である。ところが、玄関に出てみると誰の姿もない。「あれ?まさか、ピンポンダッシュ?」子どもの悪戯かと一瞬考え...
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「ころがき、作るけ?」近所の農家さんに誘われた。誘われたが、何のことだか判らない。「ころ、がき、って、何ですか?」「ころがきだって。ああ、干し柿のこっさ。なんだ、ころがき...
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村上春樹, 読書 2016.11.09
村上春樹セレクトの十編のラブ・ストーリーからなる短編集『恋しくてTen Selected Love Stories』(中公文庫)の読後雑感、第3弾。ラストに収められた、村...
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炊き立ての新米を茶碗によそっていて、ふと違和感を覚えた。自分の茶碗と夫の茶碗。夫婦二人暮らしの食事である。そのご飯をよそうときに、自分の茶碗からよそうことが習慣になってい...
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「秋桜の季節も、そろそろおしまいかあ」先週、秋桜畑を歩いた。そのせいがあったのかは判らないが、ずっと興味があり、縁あって予約していたオーラソーマ(色と光によるセラピー)で...
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家ご飯, 食 2016.11.06
30年以上前の話になる。結婚したばかりの頃だ。夫婦で初めて、すき焼きをした。「白菜入れて」と夫に言われ、白菜を鍋に入れた。すると「もっと」と言う。さらに入れるとふたたび「...
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山, 田舎で 2016.11.05
一昨日、八ヶ岳に雲がかかっていた。冬、「八ヶ岳おろし」と呼ばれる木枯らし、強い北風を起こす雲だ。越してきた頃、山がきれいだと見ていると、地元の人に言われた。「山なん、いっ...
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村上春樹, 読書 2016.11.04
村上春樹セレクトの十編のラブ・ストーリーからなる短編集『恋しくてTen Selected Love Stories』(中公文庫)を、読み終えた。2つ目に紹介するのは、ペー...
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