山本文緒, 読書 2018.06.09
山本文緒の短編集『ブラック・ティー』(角川文庫)に、『夏風邪』という短編があり、特別好き、というわけでもないのに、折りにふれ思い出す。薫は、30歳のOL。同い年で7年付き...
続きを読む
「GWに行くって言ってた『タヌキ村』、どうだった?」上の娘は外資系の会社に勤めていて、会社の同僚は外国人が多い。その彼らの企画に乗って旅行すると聞いていた。どうしてまたそ...
続きを読む
『ウドウロク』(新潮文庫)の文庫が出た。3月にNHK『あさイチ』キャスターを引退すると同時にNHKを退社したばかり。有働由美子のエッセイ集である。初出は4年前だが、長く務...
続きを読む
東京は四谷で、ふらりと写真展に立ち寄った。光と影をテーマにした、数人の写真を展示した30枚ほどの写真展で、しかしどれも胸に感じるものを残すような力を秘めているように感じた...
続きを読む
山, 芝居, 田舎で, 鑑賞 2018.06.05
日曜日、市内のホールで『峠の少女』を観てきた。エッセイサークルで教わっている水木亮先生が脚本・演出を務める演劇で、昨年終戦記念日に公演したものに手を加えてあり、戦争の悲惨...
続きを読む
いつも行く美容室で、サンザシのコーディアルを購入した。これまで、行くたびに出してもらっていて、気まぐれにどこで売っているのかと訊ねてみると、ここで売っていますとの返事だっ...
続きを読む
金曜の午後、お隣りは韮崎市の甘利山にひとり登った。ツツジが一面に咲く観光スポットで、先週、開花情報が出たところでの取材である。山と言っても、駐車場から頂上まで徒歩30分ほ...
続きを読む
家ご飯, 食 2018.06.02
町内の産直野菜直販所で、きみひめのヤングコーンを見つけた。「あ、食べたいな」思い出したのは、去年多治見をひとり旅したときに入った居酒屋で炭火焼のヤングコーンを食べたこと。...
続きを読む
ちょうど布巾を買い換えどきだなと思っていたところ、きのうの朝、ブロ友のユミさんのサイトで「白雪ふきん」を紹介していた。「いいな」と思ったのだが、たぶん近隣では売っていない...
続きを読む
化粧が、苦手だ。不器用で思い通りに手を動かせないだけでなく、化粧した自分の顔を上手くイメージできない。だからいつも、日焼け止め入りのファンデーションを塗り、口紅の代わりに...
続きを読む
花と木, 田舎で 2018.05.30
「この匂い、ナデシコかな?」「あ、玄関側、いい匂いするよね」夫とそんな会話を、交わした。今、玄関の駐車場脇では、ナデシコが満開だ。やわらかなピンク色に似合わずとても強く、...
続きを読む
小川洋子, 読書 2018.05.29
小川洋子の『刺繡する少女』(角川文庫)は、狂気と背中合わせにある世界を描く、10編からなる短編集である。『刺繡する少女』〈僕〉は、終末期を迎えた母が入院するホスピスで、1...
続きを読む
山梨の健康寿命は、日本一だそうだ。けんこうじゅみょう【健康寿命】零歳の者が健康で何年生きられるか示した数。このとき、健康とは傷病により就床した状態でないことを指す。エッセ...
続きを読む
最近、ベッドのなかで眠れないなあと思いながらあれこれ考えているうちに、夢を見ていることがある。それこそ「夢現(ゆめうつつ)」という言葉そのままの状態で、夢を見ていたことに...
続きを読む