石田ゆり子の写真エッセイ集『Lily―日々のカケラ―』に乗っていたレシピで、油淋鶏をよく作る。タレに、生姜1個、にん...
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井上荒野, 読書 2020.09.05
井上荒野という穴に落ち、沼にハマり、読み続けている。セックスレスに悩む伽耶(かや)は、結婚15年目の41歳。夫の匡(...
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馳星周, 読書 2020.08.31
163回直木賞を受賞した馳星周『少年と犬』は、東日本大震災で飼い主とはぐれた「多聞(たもん)」が寄り添う人たちを描い...
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井上荒野の連作短編集『潤一』は、9人の女と潤一との別れなどというものすら持たない出会いを描いていたが、ドラマは、その...
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井上荒野, 読書 2020.08.23
79歳の母から3人の子どもたちのもとへ電話が行く。父を殺した、と。そんな衝撃的シーンから始まる8編から成る井上荒野の...
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井上荒野, 読書 2020.08.20
井上荒野の連作短編集『潤一』は、島清恋愛文学賞を受賞し、2019年にドラマ化されている。彼は滴り、こぼれ落ちる。女の...
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彩瀬まる, 読書 2020.08.16
彩瀬まるの5編からなる連作短編集。すべて〈骨〉をテーマ、あるいはモチーフにしている。「指のたより」津村(40代)は、...
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井上荒野, 読書 2020.08.13
昭和の歌謡曲をタイトルに、その歌詞にインスパイアされた9編の短編。頭に井上荒野ならではで、悪戯っぽく1編のブルース(...
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井上荒野, 読書 2020.08.10
タイトルは「結婚」だが、結婚詐欺師と彼に翻弄される10人の女たちを描いた連作短編集である。東京のカルチャースクールで...
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奥田英朗, 読書 2020.08.06
『ガール』に続き、奥田英朗を再読した。対となる2冊の短編集は、『ガール』は女性目線なら、『マドンナ』は男性目線で描か...
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奥田英朗, 読書 2020.08.03
奥田英朗の『ガール』を再読した。5年ぶりだが、再読なのに一気読みだ。素晴らしい短編集だった。第1話「ヒロくん」入社1...
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重松清, 読書 2020.07.29
中2の秋に自殺したフジシュンの遺書には、3つ、かかれていた。親友になってくれてありがとう。ユウちゃんの幸せな人生を祈...
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しつこく、津村記久子を読み続けている。イリエ28歳、女、独身、彼氏なし。機械部品卸の本社勤務で主任のような立場だった...
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津村記久子を、引き続き読んでいる。裏表紙の紹介文には、こうある。働くことを肯定したくなる芥川賞受賞作。職場に貼られた...
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